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大谷翔平(2014年11月18日(c)Getty Images)
初回、先頭打者のアルトゥーベにはヒットを許したものの、続くプイーグ、モーノー、ロンゴリアを連続三振に切って取る。特にロンゴリアへの決め球は、この日最速の160キロを計測した。
大谷は初めて使うMLB球に戸惑ったか、ストレートが抜ける場面も見られた。それでも110キロ台のカーブ、140キロから落ちるフォークと組み合わせ、効果的に打者を打ち取っていく。
4回で降板しヒットを6本与えたが、奪った三振は7。
試合後の大谷は「カウントを稼ぐための球は打たれる」と、メジャーのバッターと対戦した手応えを語った。それでも「狙って空振りを取りにいったときは取れた」ともコメントし、確かな自信も覗かせる。
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大谷翔平(2014年11月18日(c)Getty Images)
MLB公式サイトでも動画付きで紹介された投球にファンの反応は、
「次のWBCにはもうメジャーにいっちゃってるかもしれない」
「大谷はメジャーの選手監督らから絶賛されとるようだな」
「本当にメジャーへ行く気があるなら投手専念して無駄な怪我は防いでほしい!」
「出来たら先発で3番。「わたし打っても凄いんです」って所を大リーガーに見せて欲しかった」
「あまり評価されると、海を渡る日が前倒しされそうで、ファンとしては複雑な気持ち」
侍ジャパンとMLB選抜は舞台を沖縄セルラースタジアムに移し、20日に親善試合を行う。