【プロ野球】戦力外から一転、元DeNA冨田にレンジャーズがオファー

今季DeNAベイスターズから戦力外を受け、9日の12球団合同トライアウトに参加した冨田康祐投手に、大リーグのテキサス・レンジャーズがマイナー契約を打診していることが分かった。

トライアウトで冨田は打者4人を無安打に抑え猛アピール。その姿を見ていたのは日本球界の関係者だけではなかった。既に交渉は進んでおり、今月中にも契約を結ぶ見通しだ。

冨田はPL高校で広島の前田健太と同期。独立リーグから2011年の育成ドラフトでプロ入り。昨年7月に支配下登録されたが、今季オフ戦力外を言い渡されていた。

DeNA時代は1軍公式戦わずか1試合登板の冨田だが、引退の瀬戸際から一転メジャー挑戦となった。

このニュースにファンの反応は、「これすごくね？」「ベイスは何故こいつ首にしたんだろ。後悔させてやれ」「マイナーから這い上がれ！」といった叱咤が飛んでいる。また、「何が起こるかわからんもんやなー」「マイナー契約とは言え、前田健太より先にメジャーか」など、ドラマチックな巡り合わせに感心の声も。

マイナー契約からメジャーへ這い上がるのは容易くないが、一度は戦力外を受けた身、人生の逆転をかけた大勝負に挑めるか。