【原石たちの現場】参加者が一緒に撤収をするGP-mistral…草の根活動とサイクルスポーツ
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コラム
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主宰の大山氏は、参加者はもちろんキッズレースに参加する子供たちも温かく迎え入れ、大山氏を慕い参加を続ける選手も多い。
毎大会、ボランティアを募り大山氏自らも現地に幾度となく訪れ運営からコース設営まで行う、手作りの部分も多いGP-mistral。その労力がアットホームな大会を作り上げ参加者自らも大会に貢献する姿勢を見せている。
また、選手や指導者育成にも尽力しておりシリーズを通してサイクルスポーツの将来のため育成の現場ともしている。
参加するごとに見かけるのが、閉会の挨拶が終わっても選手、家族の大半は会場に残り運営スタッフの指示の元に撤収作業を始める光景だ。慣れている参加者は率先して杭やシケインを撤収し、非力な子供たちも誘導プレートやテープを楽しそうに集めている。
今大会もそうであったが、今では当然のようにスタッフと参加者でお借りした会場を綺麗にしている。イベントとしては稀かもしれないが、参加者も運営に携わる事によって大会への思い入れも強くなり、撤収を手伝う子供たちもレースを提供してくれたGP-mistralへの感謝、自転車に乗ること以外のサイクルスポーツの楽しみを見出してくれているだろう。
近年のシクロクロスブームに小さくはない貢献をしてきた大山氏だが、今後もカテゴリーに拘らずサイクルスポーツの未来を見据えた活動を見守っていきたい。
《高橋智宏》
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