記者投票の結果、ドゥムランはパリ~ルーベ優勝のニキ・テルプルトラ(オメガファルマ・クイックステップ)、ツール・ド・フランス・ステージ優勝のラルス・ボーム(ベルキン)らを上回った。
ドゥムランは大きな勝利こそなかったが、ツールの第20ステージ個人TTで2位、ロード世界選手権の個人TTでも3位を獲得するなど、シーズンを通して好成績を残したことが評価された。
ドゥムランは「応援してくれたみなさんに感謝したい。すばらしい評価だ。毎年僕は一段ずつ上がって、今はこのタイトルにふさわしくなったようだ」と喜びを表した。
また来年のツールがオランダ・ユトレヒトでの個人TTで開幕することについて「ユトレヒトでのマイヨジョーヌ獲得にプレッシャーを感じているかって? 来年になれば気持ちが上がってくるだろう。今はベストを尽くすとしか言えないよ」と語っていた。
女子の最優秀選手賞を9年連続で受賞したマリアンヌ・フォスは「今シーズンに点数をつける? (10点満点中)7点だと思うわ。ジロやラ・クルスなどすばらしいレースで勝てたけど、もっとも重要な世界選手権を逃しました。それがなければ、8点か9点だったでしょう」とシーズンを振り返った。
またベストヤングライダー賞は、ウィルコ・ケルデルマン(ベルキン)に贈られている。
.@tom_dumoulin Dutch Cyclist of the year! Congratulations! #KeepChallenging pic.twitter.com/pXsgZgGAYm
— Team Giant-Shimano (@GiantShimano) 2014, 11月 24