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【ボクシング】「続けたら死んでいた」から3年、三浦が改めて内山との再戦を熱望

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11月22日にWBC世界スーパーフェザー級王座を防衛した三浦隆司は、WBA同級王者の内山高志との再戦を熱望している。

2人が戦ったのは2011年1月。三浦の世界タイトル初挑戦の相手が内山だった。試合は序盤に三浦がダウンを奪い幸先良くスタート。しかしチャンピオンのジャブを防げず、面白いように打たれ続ける。

腫れ上がったまぶたに視界は完全にふさがれ、自ら試合続行困難を申し入れた。8回終了TKO負けの結果に、試合後は「あのまま続けたら死んでいた」と力なくコメント。世界との差を痛感させられた。

あれから時は流れ、三浦は昨年の4月にメキシコのガマリエル・ディアスを破り、世界王者となった。11月の防衛戦でエドガル・プエルタ(メキシコ)を破り、3度目の防衛も達成している。

WBC王者とWBA王者。肩書きは並んだ。残るは現時点の実力を示すのみ。

団体統一戦を熱望する三浦に対し、内山も受けて立つ構えだ。

12月31日に防衛戦を控える内山は「三浦も強くなっている。去年とは違う」と、相手にとって不足なしといったところ。

三浦は1度勝ってる相手だが、今度の勝利にはWBCのベルトがついてくる。統一王者の座にも意欲を示した。

内山が所属するワタナベジムの渡辺均会長も、内山との対戦は三浦の強さをアピールする絶好の機会と考えている。

両陣営とも乗り気だが、まずは内山が大晦日にベルトを防衛しなければ話は始まらない。その上でランキング1位の挑戦者と予定される指名挑戦試合の日程がどうなるかなど、具体的な話になればまだまだ調整が必要な部分は残されている。


内山高志 参考画像(2013年5月6日)(c)Getty Images

2人の再戦にファンは、「内山vs三浦決まったらリングサイドで見たいなぁ」「スーパーマッチがいよいよ実現へ」と期待する声がある。一方この階級は北中米の強豪が多く控えており、日本人同士の対戦より海外勢との試合を望むファンも多い。

「違うんだよ。この時点で内山と三浦に潰し合いして欲しいわけじゃないんだよ…」「ボクシングファンのなかでは「内山よりガンボアとやってほしい」気持ちの方が強いのでは」「個人的には三浦も内山もサリドやガンボアといった海外のボクサーとの防衛戦をやってほしい」など具体的な選手名を挙げるファンもいる。

激闘の末、三浦に敗れたトンプソンも再起を図っており、そうした選手を倒したあとで名実ともに頂上決戦と呼べる舞台で再戦してもらいたいのがファンの思いだ。

《岩藤健》

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