【サッカー】浦和が後半ロスタイムに追いつかれる、優勝の行方は最終節に
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
両チーム譲らない試合は目まぐるしい展開が続き、後半22分まで0-0。先に試合を動かしたのは浦和だった。味方からのボールに李忠成が反応し、最終ラインの裏へ飛び出す。鳥栖DF菊池が懸命に飛びつくが、ボールへチャージにいった足が李の足に触れ倒してしまった。
ペナルティキックを与えるとともに、決定的なチャンスを後ろから潰したことで菊池はレッドカート。ペナルティキックを決められ鳥栖、1人少ない状態で先制を許す。
浦和は鳥栖のエース、豊田を徹底的にマーク。ボールが渡れば素速く3人がかりで取り囲み、シュートを打たせない。
45分が過ぎアディショナルタイムも残りわずかとなった試合終了間際、鳥栖がコーナーキックを得る。時間的にもラストワンプレー。
MF藤田の蹴ったボールにDF小林が頭で合わせ、土壇場で劇的な同点ゴールが生まれた。そのまま試合は終了し両チーム引き分けで勝ち点1を獲得した。
2位につけていたG大阪が神戸に3-1と快勝したことで、浦和とG大阪の勝ち点が並んだ。得失点の差でG大阪が逆転で首位に立ち、浦和は優勝目前から一転、最終節で勝利しても優勝の行方はガンバの結果次第となる。
また3位の鹿島も勝ち、上位2チームと勝ち点2差。最終節で浦和とG大阪が敗れ鹿島が勝つと、逆転優勝となる。
上位3チームに優勝の可能性が残されたJ1最終節。勝てば他チームの結果に関係なく優勝が決まるG大阪有利だが、他の2チームも逆転を狙って勝ちにくる。
目が離せない展開にファンも、「アントラーズの大逆転優勝も見えてきた!」「浦和、またしても逃すか」「次節の浦和が楽しみでしょうがなくて燃える!」など、興奮が抑えきれないといった様子だ。
《岩藤健》
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