中田は1998年に鹿島でプロデビュー。2002年の日韓ワールドカップ、2006年の独ワールドカップには日本代表のメンバーとして出場した。フランスのマルセイユや、スイスのバーゼルでもプレーし、2008年から鹿島に復帰。

中田浩二 参考画像(2000年9月14日)(c)Getty Images

中田浩二 参考画像(2001年6月4日)(c)Getty Images
中田はクラブを通じ「いくつかの選択肢を前に、プロ選手としての葛藤はありましたが、やはりアントラーズで現役を終えることが自分にとって最良であるという結論に至りました」とコメント。
現役続行も考えたが、最後はプロ生活をスタートさせた鹿島でユニフォーム脱ぐ決意を固めたようだ。

中田浩二 参考画像(2005年10月8日)(c)Getty Images
アントラーズの黄金期を支えた選手の引退にファンは、「黄金時代の選手が引退するのはさみしい」「鹿島で現役を終えるのが最良とか嬉しい」「小学校から好きだった選手の引退は心にくる」など、またひとつ時代が終わったと感じている意見が多い。

中田浩二 参考画像(2007年6月1日)(c)Getty Images
鹿島や日韓ワールドカップでともに戦った鈴木隆行も、先日J2水戸を退団することが発表され、今後は未定。
同世代のメンバーがピッチ去るのを「日韓W杯世代がどんどん引退してくな」「小笠原で鹿島を好きになった身としては、そろそろかと思うと悲しいな」という感想も聞かれた。

中田浩二 参考画像(2010年3月20日)(c)Getty Images
中田は12月6日の鳥栖戦後に引退の挨拶と記者会見を予定している。
引退後はスタッフとしてクラブに残り、今後はピッチ外から鹿島のために尽力する。