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【プロ野球】中日大島、2度目交渉も保留

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野球 イメージ(c)Getty Images
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12月5日、中日の大島洋平外野手が名古屋市内で2度目の契約更改交渉に臨んだが、1度目と同じ7400万円の提示を保留した。

今季はリーグ4位の打率318でゴールデン・グラブ賞も獲得した大島。さらには球団最多となる186安打と、個人としては堂々たる成績を残した。今回の交渉では9000万円の希望額を伝えたが、「そこまで上げることはできない」と球団側の姿勢も変わらず、平行線をたどった。

ファンの間でも、「これだけ成績残したら上げてあげないと、中日から選手が流出する」「十分成績は残した。調停まで行っても構わないと思う」「中日は落合GMになる前から選手の年棒に関しては渋い」「安打数が球団タイ記録なのにかわいそうだ」と大島を擁護する声が多数。

球団側としては「2位や3位なら査定を見直せるが…」と、今季4位に終わったチーム成績を踏まえた上での個人評価という考えだが、大島にも一歩も引く構えはなく、年棒調停の可能性も出始めた。

昨年は落合GMのもと、8億円を超えるコストをカットするなど、多くの選手が大幅減俸を受け入れた。それに一躍奮起した今季の好成績だけに、大島も納得するわけにはいかないだろう。今年も中日の契約更改には暗雲が漂っている。

《浜田哲男》

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