UCIワールドツアーセミナー開催、オンボードカメラなど最新技術の積極的活用を合意
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
このセミナーは自転車ロードレースの信頼回復と経済的・商業的な安定と成長が目的で、チーム関係者、レース主催者など約80人の関係者が出席し、オープンな雰囲気で議論が行われた。
改革案のひとつは、全選手が適切にサポートされ、管理されることを保証する運用ガイドラインの新基準の実行である。2014年には、8チームがこれらの基準の試験運用を行った。この中にはアンチドーピング対策も含まれるものと推察される。
またレース主催者への厳格な運用基準も2015年に導入され、高クオリティのレースを実現するための投資も行っていく。
さらに、2014年はオンボードカメラが導入され、レースの醍醐味をファンに伝える試みも多くのレースで行われた。この実現のためには、チーム、レース主催者との協力が不可欠で、ルール変更も必要に応じて実施された。
9月のUCIロード世界選手権ではオンボードカメラだけでなく、ジオロケーション(位置情報表示)も導入。セミナー参加者は、2015年もこれらの最新テクノロジーをさらに導入し、活用することで合意し、UCIも最新技術導入を容易にするようにルール変更などを行うと語っている。
これらの改革は自転車競技ビジネスの支援が主な目的で、自転車競技の人気や国際化が過去最高に高まる中、その人気を最大限に活用することが求められている。
UCIのブライアン・クックソン会長は「自転車ロードレースには、豊富で長い歴史を持つすばらしい遺産がある。我々が未来に向かう中で、それを見失わないことが重要だ。このスポーツの中で始まっている協力関係には満足しているし、2015年とそれ以降のシーズンに向けて未来は明るい」と満足そうにセミナーを振り返った。
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