CMパンクは現在36歳。インディー団体を経て2006年から世界最大のプロレス団体WWEと契約。トップ戦線の一人として多数のファンを獲得した。しかし2014年に入ってからは欠場が続き、7月に公式サイトからプロフィールが削除された。
プロレスラーとして活動する一方、グレイシー柔術の道場に通い黒帯も持っているというCMパンク。彼のInstagramには練習中の写真が投稿されている。
プロレスと総合格闘技両方で輝かしい実績を収めた選手と言えば、総合格闘技黎明期にホイス・グレイシーと激闘を繰り広げたケン・シャムロック、史上最年少でUFCヘビー級チャンピオンになり新日本プロレスでも活躍したジョシュ・バーネット、近年ではWWEのスーパースターからUFC王者になったブロック・レスナーなどがいる。
WWE退団後の去就が注目されていたパンクのUFC契約には、「おおっ！パンク先生がUFCと契約」「CMパンクがUFCと契約ってマジかよ」といった驚きの声が挙がる。
元々レスリングで全米大学体育協会（NCAA）王者になったこともあるレスナーに比べ、競技選手としての実績に乏しいパンクの総合デビューには、「レスナーは元々レスリングエリートでUFCと契約する前に総合の試合やってたけど、パンクはいきなりUFCで大丈夫なの？」「レスナーと比べると体格もパワーも完全にプロレスラー向けだと思うんだけどあそこからどうするのかね」「CMパンクがUFCで勝てるとは思えないんですけど」など、厳しい挑戦になるという見方が圧倒的だ。
話題作りと揶揄する声も多いだけに、初戦は勝敗はもちろん、試合内容も問われる。厳しい目で見られることは避けられないが、否定的なファンや関係者を黙らせる活躍に期待したい。
