【オーストラリアの風景】クリスマスライトアップが賑やかになる季節

南半球のクリスマスは真夏、夜遅くまで空が明るいのが特徴である。それでも多くの人がクリスマスライトやデコレーションに惹かれて、街はクリスマス一色となる。最近は、クリスマスライトアップをする家庭も多くなり、住宅街ではライトアップされた家の前で多くの人がスマートフォンを向けたりする姿も見かけるようになってきた。日本のように多くのエンターテイメントが存在しないことがこのクリスマスへの気持ちを高揚させるのかもしれない。

このライトアップが年々と派手になってきている。ウェブには、このライトアップを登録できるサイトまで登場、綺麗に飾り付けた家主は自分のライトアップがいかに素晴らしいかをそこでPR。行って見た人は撮った写真をその登録されたサイト上の地図にアップロードできるシステム。

このサイトの住所を頼りに行ってみると多くの人が見るために訪れている。中には、DJまで用意して音楽を流している家も。サンタクロースの衣装を着た人がお菓子を配っていたりと様々な試行を凝らしている。まるでお祭り。

電気代やお隣への近所迷惑などをつい考えてしまいがちだが、それもクリスマスということで許されてしまっているように感じる。普段、あまり賑やかなことがないことがクリスマスへさらに気持ちを高揚させるではないだろうか。
クリスマスライトアップを見ている人たちを見ているだけでも幸せな気持ちになるのは私だけだろうか。