【MLB】ナショナルズがハーパーと2年750万ドルで契約、2012年ナ・リーグ新人王 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ナショナルズがハーパーと2年750万ドルで契約、2012年ナ・リーグ新人王

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ブライス・ハーパー 参考画像(2014年10月7日)(c)Getty Images
ブライス・ハーパー 参考画像(2014年10月7日)(c)Getty Images 全 2 枚 拡大写真
ワシントン・ナショナルズは、ブライス・ハーパー外野手と2年総額750万ドル(約8億8000万円)で契約に合意したと発表した。

ハーパーはプロ入り時にナショナルズと5年990万ドルで契約したが、その内容をめぐって今季オフに球団と揉めていた。契約を途中で破棄し結び直すことができるオプトアウト条項が含まれていると主張するハーパーの代理人スコット・ボラスに、ナショナルズはオプトアウト条項は存在しないと反論したのだ。

結果的にはナショナルズがハーパー側の主張を受け入れ、2015年は年俸250万ドル、2016年に年俸500万ドルを支払う2年750万ドルの契約で決着した。

ハーパーは2010年、当時まだ17歳ながら、MLBドラフト全体1位指名でワシントン・ナショナルズと契約。2012年に19歳でメジャーデビューした。1年目からオールスターゲームに出場し、シーズンでは22本のホームランを放つなど将来の大器と注目された。

しかし2013年、2014年は伸び悩み、ビッグマウスや不遜な態度もあってファンや関係者から「口ほどにもない」と冷ややかに言われることが増えた。


ブライス・ハーパー 参考画像(2014年10月7日)(c)Getty Images

同世代のマイク・トラウトが順調に成長し、現在メジャー最高の選手と目されるまでになったのも、鳴り物入りで入団したハーパーの評価に影響している。

怪我をしながら打率.273、13本塁打、32打点は普通の22歳なら将来が楽しみな成績だ。しかしブライス・ハーパーは普通の22歳ではない。通常よりも1年早くプロ入りするため、短期間で卒業できる短大に飛び級入学しドラフトに掛かるなど、入団前から行動が注目されてきた。

大きな期待が掛かるだけにファンも「今季はやや物足りず。来季は更なる飛躍に期待」「ハーパーは2年後10年4億ドルの契約を結ぶ男だと信じてる」「大型契約を手に入れるにはこの間の活躍が鍵になるね」など、こんなものではないはずだと信じている。

ポストシーズンでは、左打者不利で知られるAT&Tパークで場外ホームランを放つなど、来年に向け何かを掴んだような姿も見せたハーパー。

2012年ナショナル・リーグ新人王にも輝いた"神童"は、来年こそ真価を発揮することができるか。

《岩藤健》

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