【バスケ】出来高報酬未払いの和歌山トライアンズ、分割払いで和解が成立
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問題が表面化した10月、トライアンズのチーム広報は「支払う意思はあるが、資金の目処が立ってない」としていた。2012-13シーズンを最後に休部したパナソニックトライアンズから経営権を譲り受け、2013-14シーズンからNBLに参加した和歌山だが、経営状況が悪化し今年6月からは新体制で再建を図ってきた。
最近は暗いニュースが続く男子バスケットボール界。このニュースにファンも「運営は容易でないということのようですね」「できるといいですが・・・」「和歌山県でバスケットボールって言えば 報酬未払い が最大の話題という」など、支払い能力がないと自ら公言したチームで、分割とはいえ本当に支払えるのかと心配する声も聞かれた。
NBLでは経営状況の悪化から、つくばロボッツが今季途中リーグの直接管轄下に置かれた。その後新たな運営法人は決まったが、選手との間で契約に至らず、15人中11人が自由契約となり退団。後に1人とは再契約できたが、リーグ参加には最低10人が必要となる。他チームからの移籍やフリーエージェントになっていた選手との契約で揃えたが、チーム状況は芳しくない。
この他にも経営状況の苦しいチームは多く、決して他人事ではない。FIBAからbjリーグとの統合問題を解決するよう勧告されている日本バスケットボール協会。NBLは実質、協会の管轄下に置かれており、こうした状況が今後どう影響するかも注目される。
《岩藤健》
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