【プロ野球】ソフト工藤監督、松坂も「先発の中の一人」特別扱いなし…ファン「そんなの当たり前だろ」
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ニューヨーク・メッツから日本球界に復帰した松坂。先発と中継ぎを兼務する中で、あらためて自分は先発がやりたいと強く感じ、スターターとして勝負できる環境を求め日本に帰ってきた。
日米通算164勝を挙げている右腕に対し、工藤監督は「先発候補の1人という考え方。確定ではない」と、他の投手と競わせる意向だ。工藤監督が気にするのは今まで先発でチームを支えてきた投手たちのことだ。確かに日本時代の松坂は華々しい活躍をしたが、2011年に肘を手術してからは、思うような成績が残せていない。そうした状況で先発確約を出すのは、他の選手に与える影響が大きい。
チームには今季2桁勝利が3人。シーズン途中に復帰した大隣や、日本シリーズで好投した武田もいる。他にも先発ローテーションを目指す投手は多く、チーム内での激しい争いがある。まずはこの競争に勝ち上がることを工藤監督は期待する。
「そんなの当たり前だろ」「工藤監督だから温情はないかも、厳しい野球人だから」「勝負の世界だからあたりまえ」「あたりまえだ」など、常勝チームを目指すファンからは競争ありきの起用は当然という声が多い。
しかし4年16億円の大型契約を結んでいる松坂には、現場よりもフロントが大きな期待を掛けている。グッズで投資分を回収するためにも試合に出てもらう必要あるため「4億円契約となれば先発オプションついていてもおかしくないし、投資回収としてフロントは先発起用の圧力をかけるはず」と、本音と建前の使い分けではないかと見るファンもいる。
最近は先発投手として結果を残せていない松坂。ファンの厳しい意見を覆させることができるか。
《岩藤健》
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