【ウェアラブルEXPO15】初開催、新ビジネス創出へ集客力は抜群
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ネプコンジャパンやライティングジャパン、オートモーティブワールドなど、各業界の専門展示会との併催となったウェアラブルEXPO。
本誌では、「スポーツ×ウェアラブル」を一つの軸としてコンテンツを展開しているが、そんな本誌にとっても示唆に富んだイベントとなった。
ウェアラブルEXPOでは、コンシューマー向け、企業向けと、さまざまなクライアントに向けたデバイスが並んだ。初日の午前中から勢い良く集客していたのは、グラス型のガジェットなど、形を成した最終製品を出展している企業たちだ。
ただ、細かに展示をみていくと、ウェアラブルデバイスの構築に欠かせないFPGAメーカー、防水機能に特化した技術会社など、サプライヤーの積極的な出展もある。
ウェアラブルデバイスは、消費者向けか、ビジネス向けかでデザインに関しての考え方が大きく異なる。一般消費者にとっては、あたかもウェアラブルではないような既存のデザインになじむデバイスのデザイン性が求められるが、一方、ビジネス向けに関しては、作業の効率化や精度向上が第一目的であり、装着時のデザイン性は2、3番目のニーズになる。
ビジネス利用の物流など、特定機能に根ざしたウェアラブルデバイスは、機能を実現するモジュールが、装着可能なサイズであり、身につけて利用することで利便性が拡張されるものであれば、デザイン性はさほど求められない。
一般消費者向けでも、スポーツ時など利用のシーンが特定されているような場合は、デザイン性以上に耐久性、防水機能といった優先度の高いニーズが発生し得る。
いずれにしてもウェアラブルデバイスは、デザイン性との折り合いをいかにつけていくかが一つのポイントになるが、利用シーンの選別、特定ニーズへの特化によってデザインに折り合いをつけることができそうだ。
あとはAppleやGoogleが展開するといった、ブランド力によるニーズの超越も市場活性化の一助になる。
《編集部》
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