【プロ野球】広島・新井が11年連続の護摩行「やらないと1年が始まらない」
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
燃えさかる炎の前で般若心経と不動明王御真言を唱える護摩行は、プロ野球選手として人並み外れた体力を誇る新井でも、決して楽なものではない。何度も熱で朦朧となりながら、用意した護摩木2500本が燃えさかる前で経を唱え続けた。
はじめて護摩行を行ったのは2004年12月。強い気持ちで臨んだ2005年シーズン、新井は43本塁打でホームラン王を獲得した。以来、毎年欠かさずシーズン前には、鹿児島市内の最福寺を訪れ炎の前で自己を見つめ直す。
今年の広島は黒田がアメリカから帰国し、戦力的には優勝を狙える位置にいる。内野のレギュラー争いも熾烈だが、若手に負けず存在感を示していきたい。
「これをやらないと1年が始まらない」と言った新井だが、それはファンも同じだろう。「今年もプロ野球始まるなと実感させられる」「護摩行の話題見ると、「あぁ、もうすぐキャンプが始まるんだな」って思う」「球春も近くなってきたんだな…」「これを見てやっと今年始まった感ある」など、毎年の恒例行事にキャンプインが近づいてきたと感じている。
阪神から大幅ダウン提示を受け退団した新井。今の自分が置かれた状況や、評価が厳しいものであることは誰よりも分かっているはず。今年は進退を懸けた勝負の年になる。
《岩藤健》
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