キンタナが2015年ブエルタ・ア・エスパーニャのコースを分析
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
2014年のブエルタで、キンタナは中盤にリーダージャージのマイヨロホに袖を通したものの、二度の大きな落車に見舞われ途中でリタイアに終わった。
2015年はツール・ド・フランスとブエルタの出場を予定しているキンタナ。頂上ゴールが9つ設定されているブエルタのコースについて、次のように語っている。
ブエルタ第1週はスペイン南部のアンダルシア州が舞台となるが、第2ステージと第6ステージでは早くも頂上ゴールが待ち構えている。
「序盤のステージはそれほど厳しくないけど、トラブルにおちいりかねないポイントもあるので、うまく乗り越えなければいけない。特に最初の2つの頂上フィニッシュは危険だから、注意しないとね。夏だから暑さの影響もある」
そして、1度目の休息日明けの第11ステージはピレネーのアンドラ公国が舞台で、わずか138kmの中に6つの大きな上りがそびえている。
「アンドラのステージはとても厳しい。休みがないし、最初から2つの長く険しい坂がある。後戻りできないし、一日中アップダウンなんだ。長いステージではないけど、苦痛は大きいだろうね」
2週目後半の第14~16ステージは、北部のアストゥリアス州で頂上ゴール3連戦が立ちはだかる。
「その後は北部だ。フエンテ・デル・チボ(第14ステージ)は上ったことがあるけど、6年前だからそんなに覚えていないよ。路面も荒れているし、注意しないといけない。ソトレス(第15ステージ)とエルミータ・デ・アルバ(第16ステージ)の頂上ゴールはアップダウンが激しいし、最後の上りは難しい」
第3週初日の第17ステージは大会唯一の個人TT、そして最終日前日の第20ステージも山岳ステージが用意されている。
「TTは完全に平坦ではないようだけど、40kmある。向かい風には注意が必要だね。第20ステージはもう何も起こらないだろう。最後のコトスの上りは、ゴールから20km手前だからね。注意はするよ」
そしてレースに向けては「シーズンがどうなるか次第だけど、僕はブエルタでいいレースをしにいくはずだ」と意気込みを語っている。
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