投稿 by Toronto Blue Jays.
今年もマイナーからのはい上がりを目指すことになった。マリナーズ時代から4年連続、ブルージェイズでは3年目となるマイナー契約。
昨シーズン最終戦後には家族のことも考え、日本に帰ってくる可能性も50:50と話していた川崎。だがメジャーで戦いたい思いは強かったようだ。川崎は高額契約やメジャーでの出場確約にはこだわらない。もちろんマイナーからメジャーに上がれば、もっといい条件でシーズン中に契約を結び直す条項は入っているだろうが、そうでなければチームは負担なく切ることができる。
登録枠の関係などでマイナー降格を命じられても、ふてくされることなく下でチャンスを待つ。そうした姿勢や使い勝手の良さも、球団としては高く評価している部分だろう。
何より明るいキャラクターと、現地のファンに受け入れてもらおうとする姿勢から、人気は抜群に高い。ブルージェイズの公式Facebookが川崎との契約を発表したあと、コメント欄には「彼には好感が持てる。チームメートやファンにもエネルギーをくれる存在」「川崎が戻ってきた! こんな嬉しいことはない」「好きだ!」「確かに彼の打撃成績は、メジャーリーガーとしては物足りない。だが、それ以上に大事なものを、チームに与えてくれる」などの声が寄せられている。
2014年シーズンは打率.258、17打点だった川崎。打率は年々上がっており、守備でもセカンドとサードを中心に、内野のユーティリティとしてメジャーに適応している。今年はセカンドのレギュラーを狙う。