【ウェアラブルEXPO15】アドバンスト・メディア、音声認識・音声対話に特化したバッジ型ウェアラブル端末
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バッジ型のため装着の際の違和感がない上、屋外での利用も可能な防水仕様。さらには、連続8時間以上も駆動する優れものだ(通常運用2~3日連続駆動)。また、耐騒音性能にも優れており、最大100dBの高騒音環境下でもハンズフリー・アイズフリーでの高精度な音声認識を行うことが可能。加えて、最大10mの耐風性能も備えているという(ヘッドセットマイク装着時での音声認識テスト結果)。
近年はスマートフォンやタブレットなど、スマートデバイスの業務利用が増えているが、それらは画面を見ながら手で操作する必要があるため、ハンズフリー・アイズフリーのニーズを満たせなかった。バッジ型ウェアラブル端末「AmiVoice WT01」は、首に掛けても使用することが可能であり、業務中の利用がスムーズ。また、これまでのウェアラブルデバイスはマイクの耐騒音性能が低く、騒音のある現場で実用することは難しいとされていたが、そういった課題もクリアできる。
「AmiVoice WT01」は、製造・物流、航空会社、医療業界、リテール業界、鉄道会社、警備会社など、ハンズフリー・アイズフリーによる作業効率改善が見込まれるさまざまな業種や使用シーンへの導入を想定しているという。クリップタイプとネックストラップタイプから装着手段を選べることも強みだ。
さらに、発話した内容を翻訳して、その結果を音声ガイダンスで再生することも可能。翻訳システムとの連携活用も想定しており、2020年の東京オリンピックに向けた活用も見込んでいるという。
「AmiVoice WT01」は2015年8月からの販売を予定。また、同じタイミングでインカムの代わりとして利用できるハンズフリーIP通話サービスも開始予定とのこと。
《浜田哲男》
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