【ウェアラブルEXPO15】JENAX、フレキシブルなバッテリーでウェアラブル市場に革命 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ウェアラブルEXPO15】JENAX、フレキシブルなバッテリーでウェアラブル市場に革命

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ウェアラブルエキスポ JANAX (撮影画像)
ウェアラブルエキスポ JANAX (撮影画像) 全 5 枚 拡大写真
JENAXは、1月14日から16日にかけて東京ビッグサイトで開催された「ウェアラブルEXPO」にて、フレキシブルバッテリー「J.Flex」のプレゼンテーションを行った。

JENAXは1991年設立の韓国のステンレス製造会社で、5年ほど前から本格的にバッテリーの開発を始めたという。

「J.Flex」は、折れ曲げたり、紙のようにしわくちゃにできるという画期的なバッテリー。サイズと形状を多様に変化させることで、ウェアラブルデバイスへの柔軟な対応が可能。また、既存のスマートウォッチのバッテリーと比較して6倍の容量を実現するというから驚きだ(56×220mmの腕時計サイズなら2500mAの容量を確保)。今後、ウェアラブルデバイスの市場拡大が見込まれている中、デザインの自由度や耐久性の向上に貢献する「J.Flex」には大きな期待がかかるだろう。

「既存のバッテリーのデザインの限界を克服できる。ウェアラブル市場にとって必ず必要な製品になるはず」「バッテリーの概念を変えられると思う」などと、担当者も自信をみせた。

ちなみに、「J.Flex」は国際基準評価を通過しており、安全性も認められている。既存のリチウムバッテリーと比較して発熱しないのが特長である上、フォールディングテストに20万回通過しており、優れた耐久性も証明されている。また、3.5cmから3mまでの間で調整してオーダーすることが可能で、星状やベルト状、帯状などさまざまな形に加工できる。

「J.Flex」は、基本的なターゲットをウェアラブルデバイスとしていながら、ロボットや医療関連スマート製品、スマートフォン、家電製品、自動車などへの適用も想定しているとのことで、狙っている市場の幅は広い。この技術が、これらの製品に実装されることになれば、ウェアラブルデバイスに間違いなく革命を起こす存在となるだろう。

《浜田哲男》

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