【ツアー・ダウンアンダー15】知り尽くしたコースで勝利したボブリッジ「ほとんどあきらめていたけど、完璧にプレーした」
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
地元アデレード出身の25歳のボブリッジは、4km個人追い抜きの世界記録保持者で、五輪銀メダルを始めトラック競技では数々のタイトルを獲得している。
2014年まではオランダのベルキンに所属していたが、今季は地元オーストラリアに拠点を移し、バジェットフォークリフツに移籍。2016年リオ五輪で、トラックの代表選手に選ばれることを目指している。また昨年9月には父親になったばかりで、1月末にはアワーレコード挑戦も控えている。
このツアー・ダウンアンダーには、オーストラリア選抜のUniSAオーストラリアから出場。宣言通り、第1ステージでさっそく4人の逃げに乗った。
残り28kmの2級山岳はボブリッジがトップで通過したが、集団はすぐ背後に迫っていた。
「正直言って、集団から約20秒しかないと聞いたときは、みんなほとんどあきらめていたんだ。1日中ゲームだった。僕たちは完璧にプレーして、逃げ切ったんだ」
一緒に逃げた同じオーストラリア人のルーク・ダーブリッジ(オリカ・グリーンエッジ)の存在も大きかった。
「逃げにダーブリッジが一緒にいた。彼はもうひとりのオーストラリア人というだけでなく、親友なんだ。アドバンテージだったね。もうひとつのアドバンテージは、コースを知っていたことだ」
先日のオーストラリア・ロード選手権では、動くのが「早すぎて」勝利を逃したダーブリッジ。
「ナショナル選手権で教訓を学んだ。(今日は)集団はすぐ後ろで突進してきたけど、僕は冷静さを保っていた。このレースではいつもアグレッシブだけどね。今回は初めてステージ優勝して、明日はリーダーだ。言葉にならないよ」
ワールドツアーでは2010年エネコツアーのステージ優勝以来の勝利となったボブリッジだが、地元での勝利の味は格別のようだ。
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