【全豪オープン15】マッチポイントを撥ねのけ、シャラポワが3回戦進出
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
パノワは世界ランキング150位。予選から勝ち上がって本戦に進んできた25歳。誰もがシャラポワの勝利を疑わず、第1セットは予想どおり6-1でシャラポワが先取した。しかし、第2セットになるとシャラポワがサービスでミスを出し、2度のブレークを奪ったパノワが4-6で奪い返す。
フルセットマッチとなった第3セットも、両者一歩も譲らぬ激闘になった。第1ゲームでシャラポワはいきなりサービスゲームをブレークされる。第6ゲームにシャラポワもブレークするが、直後の第7ゲームすかさずパノワがブレークバック。
パノワのサービスとなる第10ゲーム、シャラポワはマッチポイントを握られた場面からリターンエースを決め、土壇場でデュースに持ち込む。このマッチポイントをしのぎブレークしたシャラポワは、続く第11ゲームをラブゲームでキープ。
第12ゲームはパノワが先にポイントを奪うが、追い詰められても最後まで攻めの姿勢を崩さない、厳しいテニスを続けたシャラポワが連続で奪い返し2時間31分の熱戦に終止符を打った。
予想外の激闘となった試合に「ほんっっとに!メンタル強いなー!」「あそこから巻き返すのか…。さすがだわ」「ここぞという時のメンタル強し。さすが」「こういう試合を見ると、テニスって己との戦いだなぁと思うんだよね」「諦めない強さ」など、精神力に驚いたという声が目立った。
ミスが多く調子は良くなかったシャラポワだが、世界ランキング1位返り咲きを狙う2015年。ここで終わるわけにはいかない。
《岩藤健》
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