4大大会で4年連続ベスト16に勝ち残ったのは日本勢初の快挙。それでも錦織は「最低限の目標だった」と冷静だ。試合は過去2戦すべてストレート勝ちしているジョンソン相手に、第1セットを落とすまさかの展開。
硬さがあったというとおり、タイブレークでダブルフォルト出すなどミスが出た。それでも第2セットに入ると立て直し、世界5位の実力を見せ始める。
最後の第4セット第9ゲームも、ジョンソンのサービスゲームをブレークし、格の違いを見せつける勝利だった。
大会が進むごとに調子を上げ、試合内容も良くなっていく錦織に「どんどん自信がみなぎっていくのが分かる。相手も強くなるけど期待したい」「マイケル・チャンが成し遂げられなかった全豪制覇を達成してくれ」などの応援メッセージや、「ここまでとは次元の違う選手だから今までみたいな尻上がりの試合展開じゃやられるかもな」「フェレール対シモン熱い試合だった。やっぱり強いよ」と、次の対戦相手を意識するファンの声も多く寄せられた。
次戦の相手はシモンをセットカウント3-1で破り勝ち上がってきた、第9シードのフェレールに決まった。両者は昨年のATPツアーファイナルでも対戦し、そのときは錦織が勝っている。
投稿 by ATP World Tour.