【ツアー・ダウンアンダー15】「多くのファンにありがとう」オーストラリアの英雄となったカデル・エバンス

スポーツ短信

2015.1.26 Mon 19:08

ツアー・ダウンアンダー15で、カデル・エバンス（BMC）を一目見ようと、レース会場には多くのファンが詰めかけた。

カデル・エバンスはオーストラリア出身の選手。

2002年から数年にわたり、ツアー・ダウンアンダーでは山岳賞を獲得、2009年からUCIワールドチャンピオンシップをオーストラリア人として初めて獲得してからはジロデイタリアやツアー・デ・フランスなどで好成績を残した。

2014年後半に2015年の引退を表明、主なUCIレースとしては、このツアー・ダウンアンダーが最後のレースとなったために、多くのファンがカデルの姿を見ようと集まった。今回はチームリーダーとして、チームのアシストまた、ローハン・デニスのアシスト・サポートに回った。

オーストラリア生まれのエバンスは、オーストラリア・サイクリングに大きな功績を残したサイクリストとして名を残している。

最後の彼のレースは1月31日～2月1日に行われるビクトリア州で行われるグレートオーシャンロードレースとなっている。