【ツアー・ダウンアンダー15】総合2位に自信を深めるリッチー・ポート「モチベーションを取り戻した」

2015年ツアー・ダウンアンダー、オーストラリア・タスマニア出身のリッチー・ポート（チームスカイ）はわずか2秒差の総合2位でレースを終えた。

最終日は事実上ローハン・デニス（BMCレーシング）に対してタイム差を逆転することは不可能だったが、チームスカイはポートを最後まで守り、表彰台へと送り出した。

「緊張感の高い1日だったけど、チームメイトは今日もすばらしかった。僕を危険な状況から守ってくれた。僕たちはかなり前にいたから、クラッシュが起きたのもわからなかったんだ。こういうステージでは失うものがたくさんある。今日のチームメイトの仕事には感謝しきれないよ」

昨年は体調不良に悩まされ、ツール・ド・フランスではクリストファー・フルームのリタイア後にエースを任されたものの、期待に応えることはできなかった。しかし、始まったばかりの今シーズンには明るい見通しを抱いている。

「ツアー・ダウンアンダー総合2位は、いいシーズンのスタートだ。うれしいし、楽しかった。1週間、最高のレースだった。オーストラリアのレースの成長はすごかったよ」

「大きな自信の後押しにもなる。去年と同じステージ（第5ステージ）を勝ったけど、今年はモチベーションを大きく取り戻した気がするんだ。すばらしいシーズンを期待しているよ」