【ドバイ・ツアー15】第4ステージ、カベンディッシュが圧巻のスプリントで総合も奪う
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
前日総合首位に立ったジョン・デゲンコルプ(ジャイアント・アルペシン)を、4秒差の2位で追いかけるカベンディッシュ。ステージ優勝を挙げれば10秒のボーナスタイムで十分に逆転できる差で最終ステージを迎えた。
この日は5人の選手が逃げに乗ったが、残り10kmを切ったところで集団に吸収される。その後もエティックス・クイックステップは完璧なトレインを組んで、カベンディッシュをアシストする。
世界一高いビル、ブルジュ・ハリファの下での最後のスプリント争いでは、チームメイトのマーク・レンショーの牽引で他チームが引き離される展開。カベンディッシュはこの状況を活かして、ライバルを寄せ付けずにステージ優勝を獲得。2位はエリア・ビビアーニ(チームスカイ)、3位はフアンホセ・ロバト(モビスター)が入った。
この結果、カベンディッシュは総合でも6秒差でデゲンコルブを逆転。2013年ツアー・オブ・カタール以来となる自身3度目のステージレース総合優勝を勝ち取り、友人ポール・スミスがデザインしたブルージャージを獲得した。さらにポイント賞のレッドジャージも勝ち取った。
カベンディッシュは「僕はやることがほとんどなかった。チームがすべてやってくれた。逃げは手ごわかったけど、エティックス・クイックステップはジャイアント・アルペシンと協力してコントロールした。リードアウトは本当にすごかったね。あまりに速くて、僕がスプリントを始める前に差ができた。僕は少し早めに飛び出し、すべてが完璧にいったんだ」と満足そうに振り返った。
そして「チームメイトのことを誇りに思うし、最後にブルージャージを獲れたことも誇らしい。これがキャリア3度目の総合優勝なのでゾクゾクするね。このドバイ・ツアーは正確にはスプリンターのレースではないけど、スプリントできる選手にも有利になるんだ」と総合優勝獲得も喜んでいた。
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