【ツアー・オブ・カタール15】第1ステージ、モビスターのロハスが風向きを利用したスプリントで勝利
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
カタールではお馴染みの砂漠を吹き渡る強風が、この第1ステージでもレースに影響する。最初の2時間のレースの平均速度はわずか30km/hに留まり、さらにラスト15km地点からも横風が強まり、集団は約50人まで人数が絞られる。
この集団の中に、モビスターはアレハンドロ・バルベルデとロハスが残る。バルベルデが積極的に先頭交代に加わることで、ロハスは集団内で風を避け、体力を温存することができた。
ゴール前でロハスは、ライバルのエティックス・クイックステップのトレインを利用。残り300mでスプリントを開始すると、フェンスギリギリを走って風を避けステージ優勝をつかみ取った。
カタール最多勝のトム・ボーネン(エティックス・クイックステップ)が2位、フランス・ロード王者のアルノー・デマール(FDJ)が3位だった。また、ティンコフ・サクソでのデビュー戦となったペーター・サガンは4位でフィニッシュしている。
さらに、ロハスは総合首位のゴールドジャージも獲得した。
今季チーム4勝目、自身にとってプロ通算9勝目を挙げたロハスは「厳しい終盤戦だった。特にラスト10km手前では、ボーラ(アルゴン18)とトレックが集団をコース脇に追いやり、かなり人数を減らした。残り500mで僕はテルプストラ(エティックス・クイックステップ)の前に出た。彼は反対側から飛び出し、スプリントを始めようとしていた。残り300mで彼がガス欠になったとき、僕は飛び出した。風がコースの左側から吹いていたので、僕はフェンスのすぐ横でスプリントした。ライバルたちが僕を抜く場合、風に直面することになるんだ」と頭脳的な走りで勝利をつかんだと振り返っていた。
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