新城幸也がアジア選手権の舞台へ。目指すはリオ五輪枠の獲得
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
タイ合宿の後半には今回のアジア選手権日本代表チームのアンダー23、女子、そしてエリートに出場する選手の一部が合流。ロードチームを率いる浅田顕監督が実際のコースに合わせた練習メニューを指示し、内容の濃い練習を積んできた。
新城は単独で合宿地から約1000km離れたナコンラチャシマまで車での移動を選択。途中で車を降りて自転車に乗り、カーペーサーをしながらレース距離と同じ130kmほどを走り、「これだけ足が回ると楽しい」と笑顔で語るほどの好調ぶりだった。
「待ちに待ったシーズン最初のレースです。予定していたツアー・ダウンアンダーなどを走ることができず、このアジア選手権がかなり久しぶりのレースになったしまったが、1カ月半の合宿でレースを想定した強度の高い練習がしっかりできて、コンディションもいい」と新城。
レースはの夜スタートでコースも特殊なレースだが、日本チームの雰囲気もよく、エリート代表4選手の意思疎通もバッチリなので、自分のマークがきつくて思うように動けなくても、日本チームの中で誰かが勝てると思います。頑張ります」
今回のアジア選手権はナコンラチャシマの中心部に設けられた1周8kmの平たんな周回コースを15周、トータル130kmというエリート男子カテゴリーにとっては異例の短さ。それに加えて20時スタート、ゴール予定が23時というナイトレースで行われる。
路面はかなり滑りやすく道路を照らすライトが反射するほどで、テクニカルなUターンやコーナーも多いので難しいレースになると思われる。
2011年に新城が優勝した年と同様に、男子エリートのレースでは翌年のリオオリンピックの出場枠もかかっているレースなので、各国から新城に対してのマークもさらに厳しくなることが予想される。
しかし10日に行われたジュニアカテゴリーでは、男女ともに日本が優勝。日本代表チームに勢いがついたことで雰囲気がよく、このまま流れに乗りたいという。
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