【なでしこジャパン】佐々木監督アルガルベ杯は澤を招集せず、ファンは「澤待望論が出る」

サッカー女子日本代表なでしこジャパンの佐々木則夫監督は11日、3月にポルトガルで行われるアルガルベ杯のメンバー23人から、澤穂希を外したと明かした。

6月にカナダで行われるW杯を前に、直前の重要な遠征メンバーから漏れたことで、本大会も選考から外れるのではないかとの見方が広がっている。若返りを図るチームは昨年5月以降、澤の招集を見送ってきた。

前回W杯では大会最優秀選手賞にも輝いた澤。落選の可能性に「アルガルベで上手く行かなくて、澤待望論が出ると思う」「本番では試合に出なくてもベンチにはいてほしいですね。若い選手もそのほうがメンタル面で安心すると思うんです」「ベンチに居させて後半15分だけでもプレーさせてよ。澤さんがいるだけでチームの空気ちがってくるって！」など、精神的な支柱として必要という声が多い。

一方で年齢からくる衰えや膝の怪我によるコンディション不良が言われる澤に、「アンカーとしてのセンス、セットプレーでの得点感覚は未だトップクラス。フィジカルの衰えと、そこからくる多少のミスをどう見るか」「年齢考えたら当たり前じゃね？澤さんが試合出るだけで流れ良くなるけど、澤さんがいなきゃ勝てないよーじゃ、なでしこジャパン終わりでしょ」と、代表が"澤離れ"する時期にきているとの見方もある。

長く日本の女子サッカーを第一線で引っ張ってきた澤。6大会連続のW杯出場はなるか。