ファーヴ氏はプロ生活の大半をパッカーズで過ごし、1996年シーズンにはチームに31年ぶりのスーパーボウル制覇をもたらした。だが一時は引退を発表しながら撤回、チームの方向性や首脳陣への不信感などから、大揉めに揉めた末、ニューヨーク・ジェッツに移籍した過去がある。
このためチームとファーヴ氏は長く絶縁状態とされてきたが、最近はパッカーズ主催のセレモニーに参加するなど、徐々に雪解けムードが演出されてきた。
ファーヴ氏は「私はパッカーズで16年間プレーできたことを誇りに思っている。グリーンベイで殿堂入りできることを嬉しく思う」と声明を発表した。1度は袂を分かった両者だが、わだかまりも時間が解決してくれたのならそれに越したことはない。
