オーストラリアのサイクリスト再教育に学ぶ、定期的な交通ルール認知
オピニオン
ボイス

昨年の自転車国際会議VeloCity以降、サイクリストが増え続け、自動車または歩行者との接触事故が目立ち始めた。
それまでもBe Seen Be Safeは街の所々で見かけることはあった。が、大きなプロモーションはされていなかったように感じる。数年前からツアー・ダウンアンダー開催時期には、Be Seen Be Safeの文字の入った巨大自転車をディスプレイ、また様々なプロモーショングッズを配布することでサイクリングへの関心と安全を考える人が多くなってきた。
隣州ニューサウスウェールズ州でもやはりサイクリストが増え、サイクリストと車との接触事故が増発、昨年亡くなったサイクリストの80%はドライバーの過失によるものだったという(NSW州警視庁レポートによる)。州警視庁では、自動車のドライバーの不注意が事故に繋がってるとし、その原因として運転中の携帯電話の使用が目立っていると話している。
またサイクリストと歩行者は、歩行者専用道路をサイクリストが走っている際に起こるものが多い。自転車が増えてきた州では、歩行者道路と自転車専用道路の区分を見やすくしたり、また表示板を立てたりしてどちらの視覚にも入るように整備中である。このあたりは日本のサイクリストと歩行者の交通環境も学ぶ点があるようにみえる。
現在4分の1のアデレード市民が自転車を使っているという。
動画は、事故を少しでも減らすべきであるとサイクリストの再教育のために使われているもの。
《Photographer Asami SAKURA》
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫
≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった
≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代