【プロ野球】ロッテ荻野、自慢の快足をアピール…「1年間ケガのない荻野を見たい！」

14日、ロッテは1軍対2軍で紅白戦を行い、2軍の1番として出場した荻野が自慢の快足をアピールした。

電光石火の快足ぶりだ。終盤の7回に四球で塁に出ると、暴投の間に一塁から三塁へ一気に到達。球界屈指の走力をまざまざと見せつけた。伊東監督は「荻野が打線に入れば、足が使える。攻撃の幅が広がる」と期待を寄せた。

荻野は入団1年目シーズンの2010年、開幕早々に新人ながら2番でレギュラーに定着すると、その快足を活かして盗塁をハイペースで記録。当時、ヤクルトに在籍していた青木が交流戦を前にして「荻野君の足を見てみたい」と語るなど、球界の中でも異様な快足ぶりが話題となっていた。だが、それ以降はケガがちで2軍で過ごすことも多く、実力を存分に発揮できていない。

荻野に対してファンは、「1年間ケガのない荻野を見たい！」「もしケガがなければ、今までどれくらい盗塁していたかわからない」「足はあるけど、打つ方をもう少しがんばってほしい」「1番か9番で荻野がいたら、相手チームの脅威だと思う。今年こそ頼む！」と、荻野のシーズンを通しての活躍に期待。

昨季はわずか40試合の出場にとどまった荻野。プロ入り後5年間で、コンスタントに1軍の試合に出場し続けたシーズンは未だにない。ファンは、まずはフルシーズンをケガなく活躍する荻野の姿を期待している。