【ツアー・オブ・オマーン15】第4ステージ、伏兵ランプレ・メリダのバルスが最難関グリーンマウンテンを制圧
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
スタート直後、強風の中でポイント賞ジャージを着るアンドレア・グアルディーニ(アスタナ)、敢闘賞ジャージのイェフ・バンメルハーヘ(トップスポートフラーンデレン)ら4人がまず逃げに乗る。しかし、この2人は18.5km地点の中間スプリントでポイントを獲得すると、集団に復帰する。
残る2人は73km地点で最大14分45秒のリードを築くが、集団ではBMCレーシング、モビスター、トレックファクトリーなどがペースを上げ、残り6kmで逃げを吸収する。
ここから距離6.7km、平均勾配10.5%のグリーンマウンテンに突入すると、総合首位のファビアン・カンチェラーラ(トレックファクトリー)が脱落。先頭集団は残り5kmで約20人絞られる。
ここでビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)が2度のアタックを見せるが、その後はチームメイトのヤコブ・フグルサングに後を託して後退。しかし、ラスト1kmではティージェイ・バンガーデレン(BMCレーシング)、ラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)、そしてバルスの3人の争いに絞られる。
そして残り500mで、バルスがアタック。ライバルたちを振り切ってトップでゴールした。2位は5秒差でバンガーデレン、3位には19秒差でアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)が入った。
バルスは、総合首位のレッドジャージも獲得した。
普段はアシストとして走るバルスにとって、これがプロ2勝目。好調さを見込まれ、この日はエースを任されたが「チームメイトから受けた完璧なサポートを締めくくることができた。その中にはルイ・コスタのようなチャンピオンもいるんだ」と喜びを表していた。
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