【トラック世界選手権15】男子スプリント、地元フランスのボジェが4度目の世界一…日本勢は上位進出ならず
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
大会最後の種目は250mトラック3周で争われる男子スプリント。準々決勝でボジェは、今大会すでに二冠(ケイリン、1kmタイムトライアル)を達成し、スプリント連覇と2年連続三冠王を狙う同じフランスのフランソワ・ペルビスと対戦。3ヒート目までもつれ込んだ末にボジェが勝ち上がる。
続く準決勝でボジェは、またもフランスのクエンティン・ラファルゲに勝利。決勝ではロシアのデニス・ドミトリエフに2ヒート連勝し、スプリント4度目の世界タイトルを獲得した。3位決定戦はラファルゲが勝利し、ボジェとともに表彰台に上がった。
日本勢は中川誠一郎が1/16決勝を2位敗退、渡辺一成は予選27位、河端朋之は予選30位で次のラウンドに進めなかった。フランスは今大会最多の5個の金メダルを獲得し、地元開催の大会に花を添えた。
ボジェは「(過去のタイトルとの)違いは、ここがフランスだということだ。地元で家族もいて、フランス国民がいる。僕たちは大きなことを達成したけど、正直、予想はしていなかった。でも、オリンピックに向けてはいいことだ。努力すべきことはまだあるけどね」と2016年リオ五輪に向けて気持ちを引き締めていた。
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