全日本タイトルを狙う地元・宇都宮ブリッツェン…3万人の子どもたちに自転車の魅力を伝える
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
2014年シーズンに2度目のJプロツアー総合優勝を挙げたブリッツェン。チームを率いる清水裕輔監督は「Jプロツアー全体のレベルが(2015年は)過去最高にあるのではないかと思う」と語る。だが攻めていく。「Jプロツアーの個人、団体ともに優勝を狙う。地元で行われる全日本選手権も狙う」
宇都宮といえば、毎年10月にアジア最大のワンデーレースのジャパンカップが開催される。地元チームのブリッツェンにとって最も重要視するレースだが、2015年は栃木県の大田原市で個人タイムトライアル、那須町でロードレースU23とエリートが実施される。これは何としても手に入れたいタイトルだ。
キャプテンの鈴木真理は「全日本選手権をチームで何とか獲りたい」、増田成幸は「毎年同じになってしまうが全日本選手権とジャパンカップが一番の目標」、阿部嵩之は「全日本選手権の個人タイムトライアル一本に集中していきたい」と、それぞれが照準を定めている。
ブリッツェンはレース活動をする一方で、シーズン1年目からウィーラースクールなど地域貢献活動も積極的に取り組んでいる。チームは「さらに自転車の魅力を広げていきたい」と、これまでの6シーズンで約3万人の子どもたちに自転車の乗り方、面白さを伝えてきた。
そんな活動の賜物といえるのが、チームをサポートする企業の多さだ。ユニフォームスポンサーは2014年の21社から4社増え、25社になった。全スポンサーを合わせると地元企業を中心に104社になり、サプライヤーも41社に上り、合計150社近い企業が名を連ねる。
多くのファン、企業に支えられ、ブリッツェンの選手たちは2015年も力の限りペダルを回す。
●宇都宮ブリッツェン2015プロモーションムービー
《五味渕秀行》
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