パリ～ルーベを狙うウィギンス、ベルギー石畳シーズン初戦に出場へ

イギリスのブラッドリー・ウィギンス（スカイ）が、ベルギー石畳シーズン初戦となる2月28日のワンデーレース、オムロープ・ヘット・ニュースブラッドに出場する。

2015年4月12日の石畳クラシック、パリ～ルーベを最後にスカイを離れ、リオ五輪のトラック競技のための準備に入るウィギンス。ロードレースでの最後の大きな目標であるパリ～ルーベに向けて、調整に余念はない。

2月半ばにツアー・オブ・カタールを終えたウィギンスは、ヨーロッパに戻るとチームメイトのイアン・スタナード、ルーク・ロウとともにレースで重要な石畳の上り坂区間へ試走を行ってきた。

なお、2014年のこのレースではスタナードが優勝を飾っており、スカイは連覇を狙う。

セルファイス・クナーフェン監督は「冬の充実したトレーニング期間を終えて、我々は強力なグループでクラシックへと向かう。シーズンの中でも重要なこの時期をスタートするのが楽しみだ」と意気込みを表した。

なお翌3月1日にも、ベルギーでワンデーレースのクールネ～ブリュッセル～クールネが開催される。スカイはオムロープ・ヘット・ニュースブラッドの出場選手にエリア・ビビアーニを加え、28日のレース後にメンバーを確定すると語っている。

◆2015年オムロープ・ヘット・ニュースブラッドスカイ出場メンバー
ベルンハルト・アイゼル（オーストリア）
アンドリュー・フェン（イギリス）
クリスチャン・クネース（ドイツ）
サルバトーレ・プッチョ（イタリア）
ルーク・ロウ（イギリス）
イアン・スタナード（イギリス）
クロストファー・サットン（オーストラリア）
ブラッドリー・ウィギンス（イギリス）