【旅しよう】北海道・別海町観光協会は、食＆別世界でアピール…タビイチグランプリ

東京・秋葉原で2月26日、全国の観光地が新しい旅を提案する「タビイチグランプリ」の表彰式が行われた。

タビイチグランプリとは、国土交通省観光庁が主催する全国45の観光地が参加する「タビの産直イチ」プロジェクトで提案された新しい「旅（タビ）」の中から、より優れたものを選出したものだ。

旅の内容、メディアへの露出、インターネットを利用した情報発信など、すべてを総合的に判断した「総合部門」は別海町観光協会（北海道）が1位を獲得した。

別海町観光協会は「食観光とOMOTENASHI日本一を目指すフードツーリズム推進事業～カメラ女子も冒険女子も集まれ！日本最東端の別世界を体験するプレミアム女子旅～」を提案。豊富な食資源のアピールと、日本最東端ならではの「別世界」のビジュアルを活かした撮影スポットを周遊するツアーを企画。四季にあわせたプランを用意し、冬は流氷クルーズ、初心者でも楽しめる雪山体験、海が凍っている大パノラマなどを掲示した。

また観光地ビジネスを作るための観光協会の強化やワークショップ、フォーラムの開催、地元出身のAKB48メンバー川本紗矢さんとタイアップした情報発信、女子による女子のための「プレミアム女子旅」のプロデュースなど精力的に取り組んだことが評価された。

小学校の授業で観光の学習もするという別海町。「1万5800人の住民と12万頭のウシと一緒に受賞を喜びたい」と別海町観光協会はグランプリに笑顔を隠さなかった。