鹿児島合宿を終えたシマノレーシング、サイクルフェスタin桜島に出場
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
このレースは午前中に4.8kmの個人タイムトライアル(以下、TT)、午後から桜島の麓のスタート地点から湯之平展望所までの5.2kmのヒルクライムレースを実施。2部構成で行われる全国でも珍しいイベントだ。
鹿児島でのローカルレースとはいえ、レースはレース。そこは負けられないプロチーム。シマノは午前中のタイムトライアルで鹿屋体育大学自転車部(以下、鹿屋)の学生に大きく溝を明けられる。しかし、秋丸湧哉、木村圭佑を中心にチーム一丸となりヒルクライムは勝ちにいった。
ヒルクライムの序盤は鹿屋は3年山本大喜のアタックなど果敢に攻める。しかし中盤以降、シマノがトップ集団の主導権を握りペースを上げ、鹿屋勢の脚を削ることに成功。鹿屋の選手は次々と集団から脱落する。
コース中、いちばんきつい勾配10%の3.5km地点で秋丸がトップ集団より先行し、残り1kmより木村が秋丸に合流。秋丸のアシストが功を奏し、木村が勝利を挙げた。TTとヒルクライムのタイム合計した総合タイムで木村がトップを獲得して優勝。鹿児島の自転車ファンに強さをアピールした。女子総合では鹿屋の上野みなみが優勝した。
レース後、シマノレーシングの秋丸湧哉、木村圭佑に話をうかがった。
---:レースを振り返って。
秋丸湧哉選手(以下敬称略):鹿屋の選手に脚を使わせて、そして自分が先行した。TTで木村がたまたまよかったんで、木村を勝たせようとアシストにまわった。シマノというジャージを背負っているからやっぱり負けられません。
---:Jプロツアーなど今年の目標は?
秋丸:先輩が作ってきた結果。それをぶち壊そうと挑むのみです。若いから敗けるとか言われたくないですし、シマノのジャージを背負ってるのでやっぱり国内でも勝ちに行きます。
---:ヒルクライムで勝利して。
木村圭佑選手:秋丸選手のアシストが効いて勝てた。チームのおかげで勝てました。小さなレースだけど総合が獲れて嬉しい。
《上水流晋》
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