【自転車ドーピング問題】アームストロングが声明「自らの行為を深く後悔」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【自転車ドーピング問題】アームストロングが声明「自らの行為を深く後悔」

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ランス・アームストロング 参考画像(2013年1月14日)
ランス・アームストロング 参考画像(2013年1月14日) 全 2 枚 拡大写真
3月9日に発表されたドーピング調査報告書「CIRCレポート」。この中で過去のドーピング事件について告白したランス・アームストロングが、自らの公式サイトを通じて声明を発表。「自らの行為を深く後悔している」と語っている。

ツール・ド・フランス7連覇を達成したものの、その後ドーピングを告白し、タイトルはく奪、自転車界からの永久追放処分を受けているアームストロング。

独立機関CIRC(自転車競技独立改革委員会)レポートの中では、当時、自転車界の英雄として台頭したアームストロングのイメージを守るため、ドーピング疑惑に対してUCIが徹底究明しなかったことが明らかとなった。

アームストロングは、CIRCの調査に快く協力。そして、過去はドーピングが避けられない時代で、若い選手にはそうした不幸を味わってほしくないと訴えている。

「真実を追求し、私がその調査の手助けをすることを許してくれたCIRCには感謝している。自分が行った多くのことを深く後悔している」

「しかし私の希望は、真実を明らかにすることが、私が愛するスポーツの明るく、ドーピングのない未来へとつながること、そして小さな町から出てきた若いライダーたちすべてが、私の多くの友人、チームメイト、ライバルが直面した双方にマイナスな選択に向き合うことなく、数年以内に世界へと羽ばたき夢を追いかけられるようにすることだ」

「レースをし、ドーピングしてきた全選手がわだかまりなく名乗り出て、真実の光がこの偉大なスポーツを救うのに役立つことを願っている」

弁護士によると、アームストロングはCIRCに全面的に協力し、丸2日間直接CIRCの調査官と面談。すべての質問に回答、要求された書類を提出し、希望があれば再び面談することでも合意したとのこと。

また、アームストロングが台頭した1990年代のヨーロッパ自転車界は悪の巣窟で、エリートチームの若い選手はドーピングをし、ウソをつくことが唯一の選択肢だったと主張。そしてアームストロングのみが批判の矢面に立ち、同様の罪を犯した選手たちが監視の網から逃れているとも訴えている。

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