左肩脱臼のボーネンは手術へ…「クラシックシーズンは終わったとわかった」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

左肩脱臼のボーネンは手術へ…「クラシックシーズンは終わったとわかった」

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トム・ボーネン、ミカル・クビアトコウスキー(エティックス・クイックステップ)
トム・ボーネン、ミカル・クビアトコウスキー(エティックス・クイックステップ) 全 3 枚 拡大写真
2015年パリ~ニース第1ステージで落車し、左肩脱臼の重傷を負ったトップ選手のトム・ボーネン(エティックス・クイックステップ)が、母国ベルギー・ヘーレンタルスの病院で3月10日に再検査を受けた。

前夜から左肩の痛みが引かなかったボーネンは、肩鎖関節のグレード3の脱臼と診断され、さらに前腕の橈(とう)骨頭の複雑骨折も明らかとなった。

チームのメディカルスタッフと合意のもと、ボーネンは11日に肩鎖関節脱臼を治す手術を受けることになった。橈骨骨折は手術の必要なく、ギブスで固定される。

ボーネンは落車時の様子を振り返った。

「クラシックに影響する不運が3回連続で起こったのは、とても残念だ。昨日のパリ~ニースでは、バカげたクラッシュが大きな結果になったんだ」

「僕たちは4人で後方に下がり、ちょうどジャケットをチームカーに渡したところだった。そして、前に戻る前に最後のトイレ休憩をとったんだ。予定通りのことだった。レースは落ち着いていたし、誰もナーバスじゃなかった」

「でも突然、渋滞が起こった。僕はブレーキをかけたけど、ブレーキ中はハンドルを切れない。そしてチームメイトのニコラス・マースのホイールに接触し、落車したんだ。2秒以内に、クラシックシーズンは終わったとわかったよ。受け入れるしかない」

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