【プロ野球】広島・前田が好投するも中継ぎが踏ん張れず…「マエケンが降りた瞬間に7点取られた」
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2年連続5度目の大役に向け、前田が本気モードの投球を見せた。初回は四球を出しながらも2奪三振で上々の立ち上がり。4回は糸井嘉男に四球を出し、トニ・ブランコに直球を捉えられるもセカンド菊池の好守備で打ち取った。
5回を通じ三塁は踏ませなかった前田。次は20日のソフトバンク戦に登板し、27日の開幕戦に備える。エースが万全の仕上がりを見せる一方、広島の不安は中継ぎの粘り不足だ。この試合でも前田が降りた直後の6回、オリックス打線が一挙7得点の猛攻で逆転に成功。試合は8-3でオリックスが勝利した。
先発が試合を作るも中継ぎが打ち込まれる。オープン戦で何度も見た光景に、ファンからも「中継ぎ陣が息してない」「マエケンも順調そうで何より。しかし、中継ぎが炎上しすぎ」「問題は打線と中継ぎか」「マエケンの好投は収穫だったけど、若手の中継ぎ、野手の不甲斐なさに新井や松山が目立ってしまった」「マエケンが降りた瞬間に7点取られた」など、先発が降板した直後に試合を壊す中継ぎ陣に不満なようだ。
2年連続Aクラスのチームに、2015年はニューヨーク・ヤンキースから黒田博樹投手が戻り、優勝候補に挙げる声も多い広島。しかしブラッド・エルドレッドの故障で打線は主軸を欠き、リリーフ陣も不安定な投球が続く。開幕までの短い期間で緒方孝市監督はチームを立て直せるか。
《岩藤健》
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