ティレーノ~アドリアッティコは吹雪のゴール。新城幸也116位 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ティレーノ~アドリアッティコは吹雪のゴール。新城幸也116位

スポーツ 短信
吹雪の中ゴールする新城。顔にも雪が積もっている
吹雪の中ゴールする新城。顔にも雪が積もっている 全 3 枚 拡大写真
ティレーノ~アドリアッティコ第5ステージは大会最大の山岳区間だったが、スタート前から終日にわたって気温10度を下回り、途中の小雨が標高1700m近い山頂の
ゴールでは大雪となった。

レースは序盤の1000m級の山の手前から上りでアドバンテージをかせぎたい選手や、各チームのアシスト選手を含む逃げが容認された。大きな天候の崩れはないものの、低気温のため早々にリタイアする選手の姿も見られた。

レースが動いたのは残り20km付近から始まる、標高1700mに向けての登りに入ってから。雪の強さと比例するように、登りに入ってからのアタック合戦で一気に集団はバラバラ崩れていった。

残り15km地点でコンタドール、ニーバリ、キンタナ、ウランら有力選手を含む先頭集団が形成され、そこからさらにアタックをかけたのがキンタナ。そのままリードを広げ、大雪のテルミニッロ山頂ゴールを制した。

ヨーロッパカーのエース、ピエール・ローランも登りに入って先頭集団に残ったが、途中の中継ポイントで路肩の大きな石に足首を強打してしまうアクシデントに見舞われ、本来のパフォーマンスを発揮することができず32位でゴール。

先頭から22分遅れの116位でゴールした新城は「去年のジロは雪に備えて路上に塩を撒いてたから道路に積もらなかったが、今日と同じくらいは降っていたかな」と語った。
「残り4kmぐらいから降り出して、残り2kmではチームカーもスリップして登れてないほどだった。幸いにも寒い思いをしたのは短くてよかった。もしこれがスタートから一日中雨にうたれて、最後に雪なら大変なダメージだっただろう。最後の25kmぐらいからだけ雨が降ったから、ダメージは最小限で済んだ。

残念ながらピエールのアクシデントがあって、足首が大きく腫れてて、うまくパフォーマンスを出せなかった。明日はスプリントになるだろう。なにか結果を出したい」

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