敵地で勝利し優位な立場でシティをホームに迎えたバルセロナ。この試合は前半31分にリオネル・メッシのクロスを、イバン・ラキティッチが冷静に決め先制した。
この時点で合計スコア3-1と突き放され、シティは追加点を奪われれば逆転が絶望的となる。なおもバルセロナはメッシ、ネイマール、ルイス・スアレスの南米トリオが相手ゴールに襲いかかった。
ここで驚異的なパフォーマンスを見せたのが、シティのGKジョー・ハートだった。試合を支配され、何度も決定機を作られながら最後までゴールは許さず、辛抱強く味方の反撃を待つ。敗れはしたものの守護神の存在を強くアピールした。
試合後の会見でバルセロナを率いたルイス・エンリケ監督は、特別な試合での勝利を喜んだ。
「チーム、ファンにとってポジティブな試合だった。まずは勝ち上がるという目標を達成できた。プレッシャーのかかる試合だったが、チャンスも多く作れた。今日の試合で出場した選手を含め、出場しなかった選手も私は称えたい。なぜなら全員がチームを支えてくれているからだ」
