ホームでの逆転にかけていたドルトムント。ユルゲン・クロップ監督は前日会見で「我々は1-0でも準々決勝に進める」と、敵地で奪ったアウェーゴールの意義を語った。しかし試合はユベントスが開始3分、カルロス・テベスのゴールで早々に突き放す。
その後もユベントスが試合を支配する時間が続き、後半にアルバロ・モラタのゴールでリードを2点に広げると、後半34分には再びテベスが駄目押しの3点目を決め、ドルトムントの夢を打ち砕いた。
4年間で3度のベスト8進出も、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は「今日の勝利は驚きではない」と冷静に語った。
「大会を通じてパフォーマンスを上げ、レベルアップを続けていたのでね。今大会で勝ち残れている意味を理解している。これが何よりも重要なことだ」
2得点したテベスには満足しているとアッレグリ監督。
「今季のテベスは非常に調子がいい。チャンピオンズリーグでも大事な役割を担っている。個人の能力だけではなく、彼は中盤でもチームを助けている」
