新城幸也がショレ・ペイドロワールでアタック。終盤に吸収されたが6位に | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

新城幸也がショレ・ペイドロワールでアタック。終盤に吸収されたが6位に

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アタックに反応し、逃げを形成する瞬間の新城
アタックに反応し、逃げを形成する瞬間の新城 全 2 枚 拡大写真
ヨーロッパカーの新城幸也がフランス西部で3月22日に行われたショレ・ペイドロワールで7人の先頭集団に加わり、好調ぶりをアピールした。

チームの拠点た、新城のフランスでの自宅から近いショレで開催されたこのレース。コースの地形も知り尽くした新城にとっては地元のレースと言える。ぶどう畑と丘陵地帯を縫うように設けられたコースには10カ所の細かな山岳ポイントが設けられていて、登りと下りを繰り返す208kmだった。

朝から気温が上がらず、日中も10度を下回り冷たい北風が吹きつける中でのレースとなった。46km地点で40選手が先行し、メイン集団と大きく二つに分かれる展開で動き出す。この40人の中に新城をはじめチームエースであるトマ・ボクレールら4選手を送り込む。

レースの中間地点103kmに設けられていた第4山岳ポイントで、40人の先頭集団の中からアタックした選手に反応した新城を含む7選手が飛び出す形となり先頭集団を形成。

残り72km地点、この7選手が吸収されかけたタイミングで、FDJのセドリック・ピノーが1人で粘り、逃げ続ける。そこに後続集団からヨーロッパカーのボクレール、ブルターニュ・セシェのピエリック・フェドリゴと、どちらもフランスチャンピオンやツール・ド・フランスの区間優勝の経験がある2選手が追いつき3人の先頭集団が再びレースをリード。

ゴールまで残り25kmを切ったところでフェデリゴがアタック。ボクレールらを置き去りにし、向かい風の中を単独で逃げ続け、そのまま独走優勝した。

後続で追走する選手たちが小集団となり、新城は残り10kmでフェドリゴを追走するため飛び出したが、追いつかずに6位でゴール。UCIポイント16点獲得した。

「このきついコースでこれだけのパフォーマンスを出せたのはよかったと思う。前回のレース、ティレーノ~アドリアッティコでしっかり追い込めていたからだと思う」と新城。

「優勝したフェドリゴには遠かったが、2~4位争いには絡めていたかもしれないので残念。地元のレースで本当に大きな声援やたくさんの応援がうれしかった。次のクリテリウムアンテルナシオナルもいいコンディションで臨めそうなので結果を出したい」

次戦は3月26日にクラシック・コルシカ、同28~29日にクリテリウムアンテルナシオナルに出場予定。

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