【自転車ロード】移籍後初勝利のポッツォビーボ「勝ちたいなら、先手を打つしかなかった」
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165cmの小兵ポッツォビーボは、2012年ジロ・デ・イタリアでステージ優勝を挙げた有力クライマー。しかし、2013年にフランスのAG2Rラモンディアルに移籍してからは勝利から遠ざかっていた。
この日のステージは、終盤アルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)、リゴベルト・ウラン(エティックス・クイックステップ)、リッチー・ポート(チームスカイ)らと一緒になったが、最後に強豪たちを出し抜いて約3年ぶりの勝利をつかんだ。
この勝利でポッツォビーボは第1ステージで逃げ切った3選手とのタイム差を縮め、総合4位に浮上。最終的な表彰台獲得にも意欲を見せている。
「(156kmと)短く、激しいステージだった。上りはあまり急ではなかったけど、風が強くて集団はナーバスだった。僕は1日中、神経をとがらせていた。最後の上りで僕たちは7人になり、下りでは誰もリスクを冒さなかった」
「もし僕が勝ちたいのなら、先手を打つしかなかった。先頭集団内の他の6人は、(スプリントで)僕より速いからね。AG2Rラモンディアルとともにワールドツアーで優勝することを夢見ていた。ついに達成したね。誇りに思うよ」
「ジロに向けて自信になるだろう。明日のステージ(1級山岳の頂上ゴール)は僕向きだ。僕の目標は日曜日(最終ステージ)に表彰台に上がることだよ」
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