【プロ野球】7回2失点の広島・前田、緒方監督の初陣を飾れず
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緒方孝市監督に「エースはお前だ」と指名され臨んだ開幕。新監督に初陣で勝利をプレゼントしたかったが、その願いが果たされることはなかった。
制球に苦しみリズムが悪かったという前田は、初回いきなり4番・雄平のタイムリーヒットで1点を失う。その後もコントロールが定まらず四死球2、七回で124球を投じた。
それでも我慢の投球で二回以降は七回に1点を許したのみ。最少失点で打線の援護を待つ。すると広島はヤクルト先発・小川泰弘から、2番手の秋吉亮に投手が代わった八回。連続四球で2アウト一塁、二塁のチャンスに5番・松山竜平がレフトへのタイムリーツーベースヒット。土壇場で同点に追いつき、試合は延長戦に突入する。
だが延長十一回、先に点を取ったのはヤクルトだった。表の攻撃で得点圏にランナーを置き、3番・ラスティングス・ミレッジが勝ち越しのタイムリーヒット。これが決勝点となりヤクルトが4時間26分の熱戦を制した。
調子が悪いながらも粘りの投球を続け、強力ヤクルト打線を2失点に抑えた前田。打線の援護がなく敗れた試合にファンは「ひどい広島打線。前田健太かわいそうだ」「悪いなりに投げたけど打線がね…」「ヤクルト打線は最下位のチームじゃない。本調子じゃない中で7回2失点なら心配ない」「先に点を与えたのは課題かな」などの声を寄せている。
5年ぶりの開幕勝利はならなかったが、悪いなりに投げられるところは見せた。次回の登板にも期待がかかる。
《岩藤健》
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