現在イングランド・プレミアリーグで売り出し中のケイン。19ゴールはジエゴ・コスタと並び得点ランキングトップタイだ。世界中から一流選手が集まるプレミアリーグでは、イングランド出身選手の得点王は1999-2000シーズンのケビン・フィリップスまで遡らねばならない。今年もしケインが獲れば15年ぶりのタイトルだ。21歳の若者に国民の大きな期待がかかる。
リトアニアとの試合でケインは後半26分、イングランドが3-0とリードした場面で登場した。ウェイン・ルーニーとの交代でピッチに入ったケインは、わずか2分で結果を残す。
交代から80秒後、3タッチ目でラヒーム・スターリングのクロスに頭で合わせ、代表初ゴールを決めたのだ。
これにはホジソン監督も「大きなプレッシャーがある中でよく決めてくれた」と満足げだった。
「ハリー・ケインのことを思うと嬉しいよ。大きなプレッシャーがあったと思う。名前とパフォーマンスについて、散々煽られたからね。ちょっとした魔法のようなプレーを見せて、ゴールを決めてくれた。彼にとって最高の1週間で、彼がいてくれて我々も嬉しい。これが彼の長いキャリアのスタートになることを期待しよう」
イングランド代表は今後、31日にイタリア代表との親善試合を予定している。2試合続けてハリーの魔法は見られるか。
