【プロ野球】阪神、マートンのひと振りで開幕戦サヨナラ勝ち
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
開幕戦から厳しい試合になった。中日先発の山井大介投手を打ちあぐね、七回まで1点に抑えられる。八回から中日は2014年シーズン大活躍の又吉克樹をマウンドへ送った。勝利の方程式に入った中日だったが、しかしこの又吉が誤算だった。
2者続けて抑えたものの、打順が上位に戻り1番・鳥谷敬、2番・上本博紀に連続安打を許し、2アウト一塁、二塁とされる。3番・西岡剛にもライト前へタイムリーヒットを打たれ、3連打で1点を失った。
さらに阪神、この回の攻撃はまだ終わらない。2アウト一塁、三塁で4番・マウロ・ゴメスが、見送ればボールかというコースを力で外野まで持って行き、同点の2点タイムリーツーベースヒット。
一気にサヨナラといきたい阪神は九回表のマウンドに、昨シーズン大活躍したクローザー呉昇桓を投入する。だが、こちらも制球が定まらず四球とヒットで1アウト満塁のピンチを背負った。最後は3番・森野将彦を打ち取り無失点で切り抜けたが、これにはファンも「呉昇桓ヒヤヒヤさせんなよなー」「呉昇桓が満塁背負った時にはどうなるかと思った」と、肝を冷やした。
試合は延長十回裏、ここまで4打席ヒットのなかったマット・マートンが、2アウト三塁からレフトにサヨナラタイムリーヒットを放ち、苦しみながらも阪神が勝った。
ゴメス、マートンと頼れる両外国人の活躍でシーズン白星発進した阪神。ファンは「マートン最高や!」「私の大好きなマートンがやってくれたぜ」「マートンと、ゴメスやってくれましたね」など、今年も一層の活躍に期待する。
開幕戦からファンにはたまらない展開、結果になった阪神。この勢いで長いシーズンを駆け抜けられるか。
《岩藤健》
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