先日のBNPパリバ・オープンではベスト16で敗退した錦織。自己最高の成績ではあったが、世界のトップを狙うには苦手なサーフェスでの対応力が求められた。一方このマイアミ・オープンは、2014年はベスト4に残るなど相性がいい大会として知られる。錦織は大会前に、「ここでは自然にいいプレーができているので、優勝の可能性はあると思います」と語っている。
この試合では相手のミスもあり第1セット第4ゲームから5ゲームを連取。勢いに乗り1時間3分で決めた。
圧勝でのベスト16進出にファンは、「錦織えぐすぎて笑える」「2回戦3回戦と省エネで理想的な勝ち方」「今大会では打倒ジョコビッチの1番手だと思う」「ケイにはジョコビッチを止めて欲しい」「ジョコビッチを止められるのはケイしかいない」と、勝ち上がれば準決勝で対戦する世界ランク1位ノバク・ジョコビッチとの試合が早くも期待される。
63分で勝ち上がった錦織だが、ファーストサーブの確立が55パーセントとまだ低く、これから良くなる余地を残している。完調ならどのような試合を見せてくれるか期待したい。
Kei Nishikori after his Miami Open third-round win: "I was almost perfect on the court this morning." What did you think of Kei's performance vs Troicki?
Posted by ATP World Tour on 2015年3月30日